波乱の2020年シーズン | 8football Management

今年の2020年シーズンは2月に開幕をしたかと思いきや、コロナの影響で、3月から学校は5週間のホームスクーリング、仕事はテレワーク、そして様々なスポーツが禁止、中断を余儀なくされ、今まで経験したことがない現実を目の当たりにしました。7月末にようやくサッカーシーズンが再開され、今年は例外で11月末まで行われることになりました。その厳しい状況の中で、学生やワーキングホリデービザでこちらに来ている弊社の選手達は、苦肉の策で帰国する選手、残って勉強やバイトを続けられた選手…など様々でした。今までにない状況の中で、僕の方でも適切なアドバイスは難しく、選手の意向を最優先しました。あの状況でどちらが正しかったかは今の僕でも判断はつきません。

しかしながら、政府の迅速な対応と政策、そして国民の協力のもと、ロックダウンも解除され、学校や仕事、そしてスポーツも手探りですが、徐々に再開していきつつあります。メルボルンのヴィクトリア州は早々と今年のスポーツは中止されましたが、ここクイーンズランド州も含め他の州は規制の元、再開できました。試合会場では消毒液を置き、感染者が出た時の場合の来場者のトラッキングの為、入場時に携帯電話で登録するシステムとなっています。そうは言っても、オーストラリアから海外にはまだ行けず、入国もできない状況は今年いっぱい続くかもしれません。

比較的ここオーストラリアは今現在のコロナの影響は徐々に少なってきており、ここクイーズランド州はこの数週間は感染者数が１人とか２人の状態です。

来季はまだいつ始まるのか何も決まってない状況ですが、このまま行くと、おそらく通常通り2月辺りには新しいシーズンが始まると思います。早く国際ボーダーが開き、こちらに入国することができればいいのですが.....また、情報をアップしていきます。来年、こちらにサッカーや英語留学、チームの海外遠征を考えている選手やチーム関係者はまずは直接ご連絡ください。

写真は先日9月19日に行われたNPL（2部）の試合後にLion FCの笠原選手（左）とRedland FCの久保山選手とOlympic FCのレジェンドの伊藤選手の写真です。この状況の中、選手たちはよく頑張って楽しんでいるようです。